し尿汚泥のたい肥化処理
し尿、および下水汚泥の最終処理が、全国的に難しい問題になっています。
2007年の海洋投棄の全面禁止に伴い、最終処分は焼却、または埋立処分となり、処理コストは増大しています。
環境負荷としても大きな問題となっております。
その処分、およびコストに、自治体は頭を悩ませていると聞いております。
机上のリサイクルが、処理費と税金をおもちゃにしている プラントメーカーも、し尿の処理施設を開発にしのぎを削っている。
某県某市では、下水汚泥を肥料としてリサイクルするプラントを、20億円の建設費で建てたそうです。
造粒装置から袋詰めする機械まで設置し、見た目は市販の肥料と変わらない、良い製品が出来上がったそうです。
しかし、ここで問題が発生しました。
その汚泥肥料の熟度が悪いのと、汚泥肥料の臭いが強いのが原因で、全く使い物にならず、大量の在庫を自治体が抱えてしまい、無料で配ったとしても、だれも引き取る者がいないという、笑うに笑えない話を聞いております。
行財政の厳しい中、汚泥の最終処分はどんどんコストを増大させていくかもしれません。
BSCシステムが江戸時代の有機廃棄物リサイクルを取り戻す 東海バイオのBSCシステム(Bio Sludge Compost)は、汚泥を優れたバイオ肥料にリサイクルするシステムです。
そのメリットは、
1、大規模プラントは必要なし
2、イニシャルコストが圧倒的に安価
3、においの少ない優れたバイオ肥料を還元
し尿や糞尿の農地への還元は、新しい発想ではなくほんの江戸時代まで当たり前に日本では行われてきたエコシステム。
大型プラントや温風で熱処理した汚泥は、残念ながら肥料化しても悪臭が残り、また農業の現場では「成分の強すぎる」肥料のため、扱いが悪く、不人気だそうである。
最終的には、残った肥料をプラントメーカーが、引き取りに回るなど、笑うに笑えない実情があるようです。
一方、BSCシステムでバイオ肥料化された汚泥は、
1、ニオイが少ない(腐葉土の香り)
2、肥料として強すぎない(農業初心者でも、安心して使用できる)
3、土壌改良効果(バイオ菌が土壌に作用)
そもそも東海バイオが汚泥について取り組んだのは岐阜県恵那市(明智町のし尿汚泥処理施設)からの相談でした。
乾燥処理済みのし尿汚泥の最終処分を行っていた焼却施設が、操業停止となり宙に浮いてしまったのでした。
「いろいろと検討したが、うまくいかず。困っている。東海バイオさん、なんとかならないだろうか?」
その要請を受け、バイオ菌によるバイオ肥料化を実験、2年の歳月をかけBSCシステムとして完成しました。
完成品は、においがなく、肥料としても大変優れたものでした。
植物試験でも、優れた植物の生育を証明しました。
えな環境フェア2009/2010では、約400袋が市民に無料配布されました。
この時、配布開始から2時間あまりで、あっという間に完売だったそうです。
規模は小さいながらも、し尿汚泥のシステムが行政の中でも完成した瞬間でした。
こうした実績が認められ、岐阜県知事認定の経営革新事業と認可されました。
東海バイオのBSCシステム(汚泥バイオ肥料化システム)は、巨額のプラント建設費を必要としない、次世代のシステムなのです。
こういう方たちに私どもBSCシステムを使っていただきたい
1、行財政改革に熱意を持って取り組まれている施政者の皆様
2、汚泥処理のコスト削減を望まれる方
3、環境改善事業に熱意のある事業者の皆様
我々の汚泥処理技術は、革新的技術のため既得権益をもつ方からのプレッシャーが大変強いものです。
時代を変えようという熱意のある方と一緒に取り組まないと、なにも変わって行きません。
行財政改革に熱意のある方を応援させていただきます。
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